ラブ・アクチュアリー

この物語はロンドンのヒースロー空港から始まり、ヒースロー空港で幕を閉じます。
クリスマス45日前からストーリーが始まります。
9つの愛をオムニバス形式で描いてあります。
ご覧になった皆さんは、どの物語が気に入りましたか?
私のごく身近な統計によると、圧倒的な支持を集めたのは、親友の花嫁ジュリアンに片思いのマックです。
まるで彼女のプロモーションビデオのような、彼が撮った結婚式のビデオ。
報われない彼の胸の内を思って、切なさで胸が締め付けられます。

「めぐりあい」という往年の名作を見ながら女性同士で泣くシーン・・・
といえばメグ・ライアンとトム・ハンクスの「めぐりあえたら」 
そして、その隣でしらけ切った顔の男性陣。
そう、可笑しくも共感を呼ぶこの場面は、
古今東西の鉄則ともいうべき男女の差を明らかにしていますよね。
この感動を男性に知らしめようと奮闘するのは、無駄な努力というものです(笑)

蛇足ですが、クリスマスの夜に画用紙に書いた告白文を、
紙芝居のように無言のまま彼女に見せる感動シーンは、
ドラマ「ラスト・クリスマス」で、織田裕二が、ほぼそっくりに演じていました。

胸キュンカップル2つ目は、作家のジェイミーとポルトガル女性のオーレリア。
まったく言葉の通じない二人が心を通わしていく過程と別れ、そして再会のシーン。
乗せられてるってわかっても感動しちゃいました。
でも、まってよ、よ〜く聞いてみるとこの二人、
言葉が通じてたら喧嘩になってるようなことも、言い合っています。 
お互いに相手の国の言葉を勉強した二人、果たして?

さてさて、今回のシネマの中の時計は、
エマ・トンプソンが泣いているシーンにUPで登場します。
スモール・セコンド付きのイエローゴールド時計


アンティーク メンズ腕時計

私の見たところ、1940年代のメンズのアンティーク!?
この時計は大きめですが、アンティークのメンズは
今のものに比べると小ぶりですから、女性用として人気が出ています。
カジュアルな装いには、ぴったりなんですよね。
 
エマトンプソンとヒューグラントはこの映画では兄・妹の関係。
私はDVDで見直すまで姉・弟だと思い込んでいました。(実年齢は1歳違い)
エマ・トンプソンは演技力のある女優さんで前から好きですが
なぜか年齢と作品に違和感を覚えます。
「ハワーズ・エンド」「いつか晴れた日に」など。(とってもいい作品ですが)

英国首相役のヒュー・グラントが熱く演説してます。
「イギリスは小国かもしれないが、偉大だ。
シェークスピア、チャーチル、ショーン・コネリー、ハリー・ポッター、そしてベッカムの右足・・・」
このユーモアいいなぁ!
ヒュー・グラントのほのぼのとしたキャラクターは大好きです。
実は私、彼とのツーショットの写真を持っています。
驚いたあなた・・・ロンドンの「マダム・タッソー蝋人形館」に行けば写真撮り放題です(笑)

他にも書きたいシーンがいっぱいありますが、
どうぞご覧になって胸キューンしてください。

10歳の女の子が唄う「恋人達のクリスマス」 マライヤ・キャリーに負けてません♪