アンティーク時計との出会い・・・

「えっ、それ何!?」 
目の前に差し出された友人の左手に、釘付けになった私。

文化服装学院の友人は、フランス帰りのお母様の物だという時計を、誇らしげに見せたのでした。
それが、私のアンティーク時計との運命の出逢い。
それ以来、ず〜っとアンティーク時計に惹かれ続けています。

幼い頃から物を作るのが好きで、小学生の頃から、お人形の服は手作りでした。
中学生くらいから自分の服も自己流で作るようになり、愛読していたのが製図付きファッション雑誌。

その本に連載されていたアンティークページが、私にアンティークの世界を教えてくれました。高校生の時には、すでにイギリスとアンティークに、すっかり魅了されていた私です。
決して洋館に住む深窓の令嬢だった訳ではなく(笑)
墨田で生まれて江戸川で育ち学校は葛飾という下町っ子です。(今は埼玉県人)

さて、さて長い時を経て、たまりにたまったコレクション。
動かなくなった時計や、調子の悪い時計の数も半端じゃない。 
近所に腕のいい時計士さんもいない。

そこで、一大決心で「ヒコ・みづの」の時計学校に入学。
時計修理技能士の資格を取得して、時計業界に遅いデビューを果たしたのでした。
自分でも驚いたのは、時計の修理にコレクションと同じくらいの楽しみを見つけてしまったこと。
長い間、沈黙を守ってきた 時計たちが、私の手で再び息を吹き返したその瞬間、感動です!


そんな私が、このショップのオーナーです。
女性の目から見た、私の大好きな時計だけを販売しています。時計業界では長い間、レディースのアンティーク時計は陰の存在でした。そうでなくても、時計屋さんは昔から男性ばかり。

時計好きが高じて、時計学校に通い
気付けば、メンテナンスもやってる女性の時計屋さんは私だけ?
だからこそ、私がコレクターだった時に、こんなショップがあったら・・・
という思いを込めてショップ経営をしています。

「時計についてもっと気軽に聞いてみたい」なんて思いも受け止めます☆
コレクター時代、せっかく手に入れた時計が動かなくなってしまって落胆した気持ち。
コレクター上がりだからこそ、わかるこの気持ち!
メンテナンスもやっている私なら出来る事・・・

アンティーク時計は、保障もお値段の一部です。
保障期間が過ぎても、何かあった時には必ずご相談に乗ります。
あなたの腕に、この素晴らしい芸術を飾ってみませんか?
そして、チクタクと動く可愛い音を聴いてみませんか?